味蕾神経
食べ物には、さまざまな味がありますが、その味を感知する感覚を味覚といいます。
味には、甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦い、などがあり、舌はこの味を判断しますが、これはチョコレートの甘さだ、このお肉は美味しいと味わったり、これは腐った味だと判断するには匂いを嗅ぎ分ける嗅覚が必要とされています。
風邪をひいたときに匂いが感じられなくなると味も分からなくなります。味覚と嗅覚は切り離せない関係にあります。
舌(味覚)
乳頭
舌の表面には、糸状乳頭が広がり、のどの方に向かってとがった形をしています。舌がザラザラと感じるのはこれに触れるからです。糸状乳頭には味蕾はありません。
赤みがかったきのこ状乳頭は、主に舌の先と縁に見られ、側面に味蕾があります。
有郭乳頭は、舌の根本近くにVの字のように6個〜12個ならんでいます。有郭乳頭の周りには溝があり、溝の中に味蕾があります。
有郭乳頭
味蕾
糸状乳頭
味孔
きのこ状乳頭