胃粘膜いねんまく
食べものに胃液がしみわたると胃が収縮をはじめます。これによって胃液と食べものが十分にまぜられます。
幽門括約筋ゆうもんかつやくきん
さらに、胃が強く収縮をくり返して食べものをどろどろにします。
胃粘膜
胃の内側のかべの表面は、ひだがうねるようにつらなっていて、ところどころに胃液をだす小さな穴が開いています。胃液にはたんぱく質を分解するペプシンという酵素と塩酸がふくまれています。たんぱく質である胃壁が胃液で消化されないのは、胃壁の表面がアルカリ性の粘液でおおわれていているからです。
やがて幽門が開き十分に消化された食べものを十二指腸へと送ります。
胃い
◉胃の蠕動運動ぜんどううんどう
胃のなかに食べものがはいると胃液が分泌されます。
幽門ゆうもん
胃は、からだのほぼ中央にあり、大人で容積1.4リットルほどのふくろのような形をした器官です。
食道から送りこまれてきた食べものはここで胃液を混ぜられておかゆのような状態にまで消化されます。