エナメル質
象牙質
呼吸
軟口蓋
肺がふくらんだりちぢんだりして、空気が、鼻腔を通して気管に入っていきます。
食物が口に入り歯で咀嚼されて舌で奥に送られると軟口蓋が上に押し上げられて、食物は食道を通して胃に送られます。
口腔はくちびるやほおなどの筋肉で囲まれた部屋です。
歯で食べものをかみきったり、すりつぶしたりして唾液で消化されやすいように細かくして、舌で食べものを食道へ送ります。
嚥下(飲み込む)
耳下腺、顎下腺、舌下腺などの器官をあわせて唾液腺とよびます。唾液は消化液の1種で、デンプンを糖分)に分解するはたらきがあります。
そのほかにも口腔の中をしめらせ、食べものをかみくだいて飲みこみやすくする作用や、口腔内をきれいにしたり、殺菌したりする作用があります。
唾液は1日に1リットル~1.5リットルほどでます。
唾液腺
耳下腺
顎下腺
食べ物
舌下腺
歯
空気
乳歯は生後6ヶ月ごろから生え始めて3歳ごろに20本の歯が生えます。6歳ごろから永久歯に生え変わっていき、17歳から21歳ごろに32本がそろいます。もっとも奥の歯は「親知らず」といわれ生えない人もいます。
切歯
犬歯
小臼歯
口腔こうくう
大臼歯
歯髄
歯の表面は歯冠とよばれ、エナメル質というかたい組織でおおわれています。また、歯ぐきにかくれている部分は歯根とよばれ、セメント質という組織になっています。
歯の内側は象牙質という組織です。中心部は細長い空どうになっています。その空どう部には、歯に栄養を送っている血管や神経がとおっていて、これらをひとまとめにした組織を歯髄といいます。
セメント質